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「挑戦を楽しみながら学び続け、期待を超えていく人になる」

2026/10/26

AI時代だからこそ、私たちは「その前」に目を向けています

 

近年、プログラミング教育やAI教育という言葉を耳にする機会が増えました。

小学生向けのプログラミング教室やロボット教室も増え、「将来のために何を学ばせるべきか」を考える保護者の方も多いのではないでしょうか。

 

ALQ寺子屋碑文谷校も、これまで起業家教育やプログラミング教育について研究や実践を重ねてきました。

また、グループには㈱フューレックス をはじめ、複数のシステムエンジニアリングサービス(SES)事業を営む企業もあり、IT業界やエンジニアのものづくり、システムづくりの世界ともALQは実は関わっています。

実際に、今夏からは、新たな取り組みとして、グループ企業の協力を得ながら、3Dプリンターでものづくりを体験する企画も地域の子どもたちへ提供を開始しました。

 

だからこそ、私たちはプログラミング教育そのものの価値を理解しています。

一方で、このような環境にいるからこそ感じることがあります。

 

それは、

「プログラミング言語を学ぶ前に、もっと大切な力があるのではないか」

ということです。

 

エンジニアに必要なのはプログラミングだけではない

「エンジニア」というと、一日中プログラムを書いている仕事を想像する方もいるかもしれません。

 

しかし実際には、

・お客様の要望を理解する

・資料を読む

・問題の原因を考える

・解決方法を整理する

・チームで協力する

・何度も試行錯誤する

といった場面の方が圧倒的に多くあるのだそうです。

 

プログラミング言語はあくまで道具です。

 

その道具を使いこなすためには、

・集中力

・論理的思考力

・読解力

・継続力

・試行錯誤する力

といった土台が必要になります。

 

これはIT業界だけではありません。

どのような仕事に就いても、どのような時代になっても求められる力です。

 

私たちが考える「プログラミング教育の前に身につけたい5つの力」

① 集中力

プログラムは一文字違うだけでも動かなくなることがあります。

エラーの原因を探すためには、目の前のことに集中し続ける力が必要です。

そろばんでも同じです。

珠を一つ間違えれば答えは変わります。

だからこそ、子どもたちは自然と集中する力を身につけていきます。

 

② 論理的思考力

なぜそうなるのか。

次に何をするべきか。

順序立てて考える力はプログラミングの基本です。

 

そして、そろばんもまた同じです。

計算の過程を理解しながら進めることで、論理的に考える習慣が育まれます。

 

③ 読解力

プログラミングを学ぶ際にも、

説明を読み、

ルールを理解し、

指示を読み解く力が必要です。

 

エンジニアの現場でも、

仕様書や設計書を読み解く力は欠かせません。

 

だからこそALQでは、読書や自主学習の時間も大切にしています。

 

④ 試行錯誤する力

世の中に最初から正解が分かっている仕事はほとんどありません。

 

プログラムも、

動かす

↓

失敗する

↓

原因を考える

↓

修正する

を繰り返します。

 

そろばんも書道も同じです。

うまくいかない。

どうすればいいだろう?と考える。

もう一度挑戦する。

その積み重ねが、試行錯誤する力を育てます。

 

⑤ 継続する力

どんな学びも一日では身につきません。

コツコツ続けること。

思うように成果が出なくても諦めないこと。

これは子どもたちが将来どんな道に進んでも必要になる力です。

書道もそろばんも、その力を育てる学びだと私たちは考えています。

 

なぜ「そろばん」と「書道」なのか

ここまで読んで、

「それなら、そろばんや書道と一緒にプログラミングも学べばいいのでは?」

と思われる方もいるかもしれません。

 

実際、ALQでも過去にはプログラミング講座を提供し、そろばんや書道と併せて受講できる期間がありました。

 

なぜなら、私たち自身もプログラミング教育には大きな価値があると考えていたからです。

また、「子どもたちに最新の学びを届けたい」「変化する時代に合わせて新しい挑戦をしたい」という思いもありました。


しかし、結果として当校の保護者様には大きく受け入れていただくには至りませんでした。

 

もちろん、プログラミングの需要がなかったわけではありません。

また、重要性が伝わらなかったわけでもありません。

むしろ多くの保護者様は、

「プログラミングが大切である」

ということを十分理解されていたように思います。

その上で、

「今、この子に本当に必要な学びは何だろう」

と考えられていたのかもしれません。

 

プログラミングを学ぶことで、

・文章を読み解く力

・順序立てて考える力

・分からないことを調べる力

・何度も挑戦する力

・最後までやり抜く力

が育まれると言われています。

そして私たちも、それは事実だと思っています。

 

これらはプログラミングに限らず、

学校生活にも、

将来の仕事にも、

人生そのものにも必要な力です。

だからこそ私たちは今でも、プログラミング教育には大きな可能性を感じています。

将来的に再び導入を検討することもあるかもしれません。

しかし一方で、

私たちは改めてあることにも気づきました。

それは、

こうした力の多くが、実は昔から日本で大切にされてきた学びの中にも存在していたということです。

 

長年地域で親しまれてきた

「そろばん」

「書道」

には、

集中力、

継続力、

論理的思考力、

試行錯誤する力、

そして自分自身と向き合う力が含まれています。

私たちはまず、この素晴らしい実学の価値をもう一度見つめ直すことから始めることにしました。

 

実は、日本には昔から同じ考え方がありました

江戸時代の寺子屋では、

「読み・書き・そろばん」

が学びの中心でした。

当時はもちろんAIもプログラミングもありません。

それでも、人が社会で活躍するための基礎を身につける場として機能していました。

 

松尾芭蕉は「不易流行」という言葉を残しています。

一般には、

「変わらない本質を大切にしながら、変化も取り入れること」

と解釈されています。

 

私たちはこの考え方に強く共感しています。

 

プログラミング教育への挑戦もまた、私たちなりの「流行」への挑戦でした。

そして挑戦したからこそ、

長年愛されてきた「読み・書き・そろばん」に込められた価値という「不易」にも改めて気づくことができました。

 

だからこそ現在のALQでは、

最新技術を否定するのではなく、

まずは変わらない学びの土台を大切にしたいと考えています。

 

現代版寺子屋として

私たちはプログラミング教育を否定しているわけではありません。

起業家教育を否定しているわけでもありません。

むしろ、それらを研究してきたからこそ、その本質が見えてきました。

 

起業家教育で大切にされる

自ら考える力

挑戦する力

問題解決能力

コミュニケーション力も、

プログラミング教育で育まれると言われる

論理的思考力

試行錯誤する力

集中力も、

実は日々の学びの積み重ねから育まれていくものです。

 

だからこそALQ寺子屋碑文谷校では、

そろばん

書道

読書

異年齢交流

安心して挑戦できる環境

を大切にしています。

 

私たちは、未来の職業を教える前に、

未来を生きるための土台を育てたい。

それこそが、現代版寺子屋として私たちが大切にしている教育です。